砲艦外交2006年09月25日 03時45分00秒

 ちょっと思い出したのでメモ代わりに。
 Gunboat Diplomacyという馬がいて、この馬、1993年から1996年にかけて、フランスで重賞を4勝(GII1勝、GIII3勝)しています。これが、生涯成績かな?あるいは、生涯の重賞成績かもしれませんが。ずいぶんと日本でもおなじみのペリエ騎手が乗ってますね。この4勝は全てペリエ騎手。
 さて、最初に勝った重賞が、1993年11月19日のPrix Des Chenes(GIII)(シェーヌ賞)で、いまは競馬場ではなくなってしまった(と何かで読みましたが、何だったかな)、Evryでのレースですな。馬場コンディションはSoft。ちなみに、シェーヌ賞の歴史Evry競馬場の説明
 他の勝利は、というと、1994年のPrix Noailles(GII)(ノアイユ賞)で、LONGCHAMPで馬場コンディションはHeavy。1995年の La Coupe de MaisonsLaffitte(GIII)(メゾンラフィットカップ、でいいのかいな?)で、これはMAISONS-LAFFITTEで馬場コンディションはVery Soft。1996年のPrix Exbury(GIII)(エクスビュリ賞)で、コースはSAINT-CLOUDで馬場コンディションはGood。勝ったレースの馬場コンディションは、GoodもあればSoftもあればVery SoftもあればHeavyもありますから、つまり、コースと馬場は不問だったってことですかね。
 ただ、G1ではちょい足らず、という感じで、1996年のPrix D'ispahan(G1)(イスパーン賞)2着、が最高ですね。イスパーン賞は、エルコンドルパサーwikipedia)のフランス遠征時(1998年)の最初のレースですね。
 最後のレース(?)Prix Gontaut-Biron (GIII)(ゴントービロン賞?)の勝馬は、カーリング(Carling)で、カーリングは1995年ジャパンカップに参戦してますね。ローエングリンの母、と言えばいいのか。

 話を戻して、このGunboat Diplomacy、血統はこれですね。種牡馬になって、marquisetとか、産駒も何頭かいるようです。
 父がDominionですからうまいこと名付けた、ってことなんでしょうけど……。現在のように香港やシンガポールで国際レースが開催されて、そこに遠征してきたらこの名前でどういうことが起きたんでしょうかね。やっぱり漢字4文字なら”砲艦外交”って書くよりないだろうし。ちなみに、Gunboat Diplomacyの母の名前はSingapore Girlなので、シンガポール遠征があれば、話題(?)になってた気がします。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://suzuki.asablo.jp/blog/2006/09/25/537005/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。